実際のご相談内容 #7 脅迫

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SNS上でセクハラ・脅迫被害

38歳のМさん(女性・会社員)は、SNSで関西地区の男性Оさん(26歳)と知り合い、親しくなってインターネットのスカイプ(テレビ電話)で交流する間柄になりました。数か月が経った頃からОさんの態度が豹変し、テレビ電話で通信しながら、Мさんに対して、服を脱ぎ乳房を見せるよう要求したり、自身の陰部をさらけ出し、それを見るように強要したり、セクハラ行為をするようになりました。

МさんがОさんからの要求を拒否すると、Оさんは激高して大声を張り上げ「要求に応じなかったら自宅まで押し掛けるぞ。どうなっても知らんぞ。」と脅迫してきました。 Мさんは恐怖に感じたので、警察に相談する旨のメールをОさんに送ったところ、その1時間後にОさんから電話があり、「自分には悪趣味な性癖があり、ほんの出来心によって軽率な行動をしてしまいました。不快にさせてしまったことを深く反省しており、心より謝罪いたします。今回のことはどうか勘弁してください。」と泣きついてきました。

Оさんは金銭で解決したいと言っており、今後の対応についてどうすればよいか、当事務所までご相談にお越しくださいました。

当事務所がとった解決策

  1. 示談書の作成

口約束では危ういので、必ず「和解書」「示談書などの書類を作成したほうが良いとアドバイスしました。

その後、ご依頼を受け、示談書を作成(示談金:120万円の分割払い)し、両者間で取り交わしていただきました。

後日、示談金は約束通りに毎月入金されているとの報告がありました。

ポイント
SNS上での脅迫やセクハラ被害でも、悪質性が高いと損害賠償請求が可能な場合があります。
SNSは匿名性が高いため、泣き寝入りしがちですが、プロバイダへの情報開示請求により、個人の権利を侵害した発信者を特定できる場合もあります。
うやむやにせず、しっかりと示談書を作成することをお勧めします。


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